吉塚地蔵尊は吉塚商店街の入り口にあります。
「吉塚地蔵尊と地名のおこり」(吉永正春)によると、
筑後の豪族であった星野兄弟は島津氏への義を守って、高鳥居城を
守備したが、天正十四年九月、毛利の連合軍の攻撃を受けて激戦となり、
星野勢の奮戦も及ばず全員戦死して落城しました。
立花山城主だった宗茂は星野兄弟の遺骸をこの地に懇ろに葬りました。
江戸時代に入って元禄頃、妙蔵尼という尼僧がここに
地蔵堂を建て星野兄弟の霊を慰めていたとのことです。
我々は奉納されている絵馬などを見た後、商店街のお饅頭屋さん
から戦前戦後の吉塚地蔵尊について、色々と教わりました。
博識でいらっしゃって、大変勉強になりました。
※撮影許可を頂いております。
Comments