新春1月4日。福岡市西区姪浜の住吉神社へ。
この神社には、非常に縁起の良い河童が祀られていた。
神話の昔、小戸の海岸でイザナギの大神(住吉神社の父神)が禊をされる時、
海が荒れていたところ河童が現れ、波静かな所へ導いて行き、神様が安全に
禊をされた際、流れ落ちる滴から住吉三神を始め多くの神々が生誕され、
神様も大変喜ばれたという。
これを知った人々はとても御神徳の高い河童ということで、河童面をお守りとして
祀るようになった。河童面はこの伝承に基づくもので祀る場所によって
玄関 - 交通安全
鬼門 - 開運厄除
居間 - 家内安全・家庭円満
寝室 - 健康・子授・安産
子供部屋 - 子供守護
客間、お店 - 商売繁盛、千客万来
台所 - 水難火難を防ぐ
上記のようなご利益があると言われてる。
更に本殿の左側には樹齢七百年の御神木(銀杏)があり、昔雷が
落ちた時に避雷針となり身代わりになって本殿を守ったそうだ。
三が日は過ぎていたが、多くの人が参拝に訪れとても賑わっていた。
地元に愛されている河童と触れ合うことが出来て、とても嬉しかった。
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